不器用な覚書

相変わらず不器用な覚書。相方はYZF-R25になったようです。

念願の! 二輪教習*1時限目後半戦*

そんなこんなで後半戦。

 

教習所って大きく円を描くように車道が走っていますよね。その内側のスペースに教官に連れられて移動しまして、一通り教官が乗って見せてくれまして、さあさっそく乗ってみましょう! ということで…。

さっきまではセンタースタンドを立てた状態でまたがっていたのでふらつく心配はありませんでしたが、今回はサイドスタンドを払って、完全に動く状態のバイクにまたがります。

「右足はフットブレーキ踏んでたらいいから、まずはエンジンかけてみようか」

という教官の指示に従って、恐る恐る右足をフットブレーキに。

傾く斜体。

支えきれない左足。

無慈悲な重力。

そして…

がっしゃーん。

放り出されるような形で坂道につっこむ私。

「ふおうっ!」

みたいな声が出ました。何が起きたのやら一瞬理解できなかったんですけど。靴片方飛んで行ってましたし。日ごろの行いがいいとか言っちゃうからこうなるんですよ。

教官の慌てたような声を聞きながらひとまず靴を履き直し、バイクの引き起こしに。

プロテクターのない部分をピンポイントで打ったみたいで右足がちょっとひりひりしていましたが、なんとかサイドスタンドでたたせることに成功。

教官に「大丈夫? やる?」と確認されましたが、もちろん「やります!」と応えて再チャレンジです。

 

今度はしっかり前を見て、バランスを保ちながらまたがるところまでは問題なくクリア。

エンジンも無事かけ終わり一息。

1速に入れて徐々にクラッチを離していきます。

お。

おお。

おおお! 走ってる!!

後ろから教官に停車指示を出されその通りにブレーキをかけると、すんなりと止まってくれました。愛いやつめ。

一度エンジンを切って、押しながら方向転換。そしてまたまっすぐ走る、というのを何度も繰り返していました。後半は安定してまっすぐ走れるようになってきたのでもう楽しいのなんの。

「なかなかやるねぇ」

「ありがとうございます!」

「実はね、(教習所内の)車道に出るためにはこの短い距離で2速に入れて走って停車まで持って行けないとダメなんだ」

「へぇ、そうなんですか?」

「そうそう、多分次からはその練習なんだけどね。結構上達早いしもうやってみようかなって思うんだけど」

「いいんですか!? やっていいんですか!?」

「いいよー」

なんともうひとつ次のステップまで登っていいとのご指示が下りましたので、初めてのバイクで初めての2速を体感することとなりました!

あれ何メートルくらいなんでしょうか。直線の真ん中あたりで2速に変えクラッチを繋いで走った後、また1速に戻して停車する、ということをしよう! ということで。

「失敗してもいいからね! まずはやってみよう!」

と教官に言われて、まずは同じように走り出します。

途中で2速に変えて、走る。

そして1速に戻して、停車。

「できましtふおうっ!」

がしゃーん。(2回目)

止まるところまではよかったんですが、そのまま右にバランスを崩して吹っ飛んでいきました。

ああ、ごめんよバイクさん…。

走ってきた教官に手伝ってもらって引き起こし。何度やっても引き起こしは慣れませんね。

「休憩する?」

「いえっ! だいじょうぶです!」

即答したらもうひとりの教習生を見ていた教官に「最近は女の子の方が根性あるからなあ」と笑われました。

ええ、根性だけなら据わってます。それ以外は特に何も備わってないですが。

その後も何周かくるくると2速で走って止まる、を繰り返して、初めてのバイク教習はお開きに!

楽しかった! でもすっごく暑かった! 長袖2枚はまだ暑いですね! 

 

最後に教官から講評がいただけるのですが、内容はおおむね良好!

次はもしかしたらコースも走るかも、という事で先にコース表をいただきました。

最後まで教官の笑顔が優しかったです! 嬉しい!

 

というわけで1時限目まとめ

・引き起こしは腰を入れる。たぶん大丈夫。

・センタースタンドで立たせるときはまっすぐを意識する。

・エンジンかけたらNを確認。

・クラッチは大事。とにかくクラッチは忘れたらダメ。

・ブレーキをかけるときは1速まで落とす。

・目線は前。足先も前。

・落ち着いてやれば意外とできる。

・こけると痛い。

 

帰り道、四輪で一番最初に当たった教官にお会いしたので挨拶をしたら。

「えっ! なにしてんの!? なんで二輪!?」

と全力で驚かれました。

 

初めての教習から1日立ちましたが、両二の腕がものすごく筋肉痛です☆

 

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